2014年8月20日

米国イリノイ大学留学支援: 辻野晃一郎コラム [2014年8月13日配信バックナンバー]

このたび、弊社COUNTDOWNで米国イリノイ大学へ留学するための奨学制度である「小山八郎記念奨学制度」の為の資金集めのお手伝いをさせていただくこととなりました。背景は、私自身が若かりし頃にこの奨学制度にお世話になり得難い体験をしたからです。

私がイリノイ大学に留学したのは日本の大学3年生になってすぐでした。フルブライト留学生として親交が始まった私の父親と小山八郎氏との縁でこの留学制度の第3期奨学生として1979年に初めて米国の地を踏みました。イリノイ大学ではまず留学生向けの夏の集中英語講座を履修して、その後、電気工学科の学部3年生として丸一年間お世話になりました。

Pennsylvania Avenue Residence Holeという学生寮で米国人のルームメートや寮友達と一緒に過ごした一年間は本当に人生の転機となった忘れ難く貴重な体験でした。この留学経験がなかったら後の私の人生はずいぶんと違ったものになっていただろうと思います。当時知り合った米国人の友人達の中には、いまだに家族ぐるみで付き合っている連中もいてまさに生涯の友です。

米国やイリノイ大学やJIC(Japan Illini Club)に何か恩返しをしたいという気持ちを持っていましたが、この40年続く日米の懸け橋の一端として重要な役割を担ってきた留学制度が資金難という話を聞き、今回、我が社で運営するクラウドファンディングCOUNTDOWNでのご協力を申し出た次第です。この留学制度がこれからも存続して世界に貢献する日本人を輩出し続けることを心から願っております。

辻野晃一郎コラム
このエントリーは 2014年8月13日 配信の ALEXコーポレートメールマガジンのバックナンバーになります。メールマガジンの購読を希望の方はこちらのフォームからお願いいたします。