http://www.amazon.com/b?ie=UTF8&node=8037720011
このような宅配ロボットはドローンと呼ばれているようで、アマゾン以外にも数社が異なるドローンを提案しているようだ。下記は、Skycatch社というところが提案しているドローン。
http://vimeo.com/78997627
オックスフォード大学の発表の中に、今後20年で現在の雇用の50%が無くなる、というレポートもある(THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION?)。現在、人が行っている労働集約的な仕事はコンピューターやロボットに置き換えられて行く流れが本格化していく、という予測だ。このレポートの中でも、置き換えが最も進む領域のリストに、「Transportation & Material Moving」という項目がある。グーグルが無人走行車の実用化で先行しているのも周知の通りで、最近の発表によると、グーグルでAndroidを立ち上げた立役者のアンディ・ルービンが新しいミッションとしてロボット開発を担当しているらしいこともわかっている。
もちろん、アマゾンの構想については、楽観的過ぎるという懐疑的な見解もあるが、マイクロソフトのビル・ゲイツも、「アマゾンのドローン配達システムは、被災地などへの輸送にも非常に有効であり、人々が考える以上にインパクトのあるものだと考えている。ベゾス氏は、批判的な意見に屈することなくドローン配達サービスを実現させて欲しい」とコメントしている。また、アマゾンとはライバルであるイーベイのCEO ジョン・ドナホも、「実現の難易度が高いことに挑戦することには賛成で、企業にとってイノベーションはとても重要なことだ」と述べている。
アマゾンもグーグルもまさにとどまるところを知らない勢いで未来を手元に引き寄せ続けているが、この二強に根こそぎ持って行かれないように、日本勢も頑張らねばならない!!
辻野晃一郎コラム
このエントリーは 2013年12月12日 配信の ALEXコーポレートメールマガジンのバックナンバーになります。メールマガジンの購読を希望の方はこちらのフォームからお願いいたします。