先日、米国イリノイ大学で活躍し、ロンドンパラリンピック日本代表でもあった車椅子バスケットボール選手、香西宏明さんがドイツのプロリーグに移籍されるということでその壮行会に参加した。いい機会だったので、弊社のクラウドファンディングCOUNTDOWNで心のバリアフリー運動のチャレンジを成功させた池田君江さんとご主人もお誘いした。香西さんは生まれつき、池田さんは事故で車椅子生活を余儀なくされている。香西さんや池田さんの生き方から我々が学ばせていただくことは実に多い。今回の招致もきっかけにして、普段の生活の中でもっと健常者と障害者が自然に接する機会や場が当たり前の世の中を作っていかねばならない、ということを今更ながらに強く思う。
7年後に向けたカウントダウンは今始まったばかりだ。アスリート界のみならず、国家レベルから個人レベルまでのさまざまなチャレンジや活動が数多く始動することだろう。7年というと長いようであっという間だ。それらの多くが実を結び花開き、競技場の内外で、たくさんの感動と笑顔が生み出されることを心から祈念せずにはおれない。
辻野晃一郎コラム
このエントリーは 2013年09月10日 配信の ALEXコーポレートメールマガジンのバックナンバーになります。メールマガジンの購読を希望の方はこちらのフォームからお願いいたします。