2012年7月30日

ロンドンオリンピック開催中

7月27日に開会したロンドンオリンピックに日々釘づけな方々も多いのではないでしょうか?
まだ、開会して数日ではありますが、世界を代表する鍛え抜かれた選手の躍動感、息をのむ勝負、様々な人間ドラマと見どころはつきません。

各競技には、各国内での大会、地域選手権、世界選手権と様々なレベルでの大会がありますが、オリンピックはそのような大会の頂点に位置するものであり、普段はその競技に関心のない数多くの人が見るという点において注目度が格段に違いますので、選手や競技そのものの絶好のPR機会としてとらえることができます。
昨年のFIFA女子ワールドカップでの日本チームの優勝により、日本女子サッカーリーグの観客動員数が飛躍的に伸びたように、勝つことにより注目を浴び、結果的に日々の環境を大きく改善できるという点が、選手に還元される最も大きいメリットではないでしょうか。

かといって、いきなりワールドカップやオリンピックに誰もが宣伝のために出場できる機会を与えられるわけではありません。身近な試合をひとつひとつ乗り越え、そこで勝ち抜いた人がより大きな大会にチャレンジする、そうした時間の積み重ね、連続した物語があるからこそ、注目と共感を得られるようになるのです。

ローマは一日にして成らず.. オリンピックで躍動する選手を見て、そんな言葉が去来しました。 



黒田