2011年10月27日

E-Type Jaguar: The quintessential British sports car

Situated next to Tokyo’s most recent center of urban sophistication, a stone’s through from Roppongi Hills, our office is surrounded by the spoils of affluence. Stunning divas out for a stroll with their toy poodles, cool, young businessmen giggling into their smartphones, the elegant, sporty contours and unmistakable roar of some of the motoring world’s greatest modern icons a daily treat as I trundle to work, in true downtown style, on my shabby chic former delivery bicycle! Tokyoites love their cars, and those that populate Midtown seem to love supercars! With a city street speed limit of 40kms and traffic lights every couple of hundred meters, a Ferrari would seem a tad excessive. I get it though. When I become a member of the appropriate tax bracket, I might have to trade in my classic machine for a Bugatti Veyron, or something. That said, the other evening I was treated to something a little special, even for Midtown! I spotted a flawless Jaguar E-type coupe in the ultimate color choice of British racing green, lounging in a parking lot. A little oddly, despite being a left-hand drive and therefore originally built for the American market, it was sporting British registration plates. (The suffix ‘N’ indicates it’s a 1974 model (They were built 1961-1975).

Even half a century after its debut at the Geneva auto show, the Jaguar E-Type remains for many the ultimate British performance car. With pristine examples fetching outrageous prices, and supply always an issue, a Swedish designer has stepped in with his interpretation of what a contemporary E-Type should represent.

The Growler
Despite its rather comical name, the Swede’s modern E-Type alternative features a host of classic styling cues such as swept-up exhausts, wireframe wheels and a radically sloping roofline running down to a pinched rear. Back in 1961, the E-type was the fastest road car you could buy, however in today’s world of the Bugatti Veyron and Lamborghini Aventador, the Growler won’t be breaking any speed records! Its 700,000 US Dollar price tag could break the bank though, unless demand is stronger than the three or four cars initially envisioned.

Underneath, it's largely Jaguar XKR mechanicals with a composite body stuck on a carbon fiber chassis. Two tubular frames bolted at the front and rear hold the steering, transmission, suspension and engine in place. Powering the Growler is a remapped version of Jaguar’s supercharged 5.0-litre V8 producing 600bhp. Expected to weigh in at around 1,550kg, it should hit 100kmh in under four seconds.

The Growler is no E-Type, but it is pretty in its own right. Looking forward to seeing one cruising around Midtown sometime after its debut mid-2012. Meanwhile, my classic machine is now to be known as the Grunter!

David

2011年10月25日

Introduction to ALEX

先日放送されたテレビ東京「スマートJAPAN」で、弊社の取り組みについてご紹介いただきました。番組ホームページ内でご覧頂くことができます。ぜひご覧下さい。

少し肌寒くなってきたと思ったら、今日は秋晴れの過ごしやすい一日でした。これからきっとあっという間に寒くなるので、今のうちに晴れの日は、ピクニック気分で外でランチをしようと思います!

森山

2011年10月21日

ALEXCIOUS BLOG START!!

先日ALEXCIOUSのブログがスタートいたしました!
ここではスタッフが自由に、日常の発見やちょっとした面白い写真、日本の文化が感じられるエピソードを世界に向けて英語で発信しております。 こちらのコーポレートブログとはまた違った切り口にチャレンジしておりますので、ぜひ一度ご覧になってください。

ALEXCIOUS from TOKYO Blog

近頃一気に寒くなってまいりました。私の大好きな季節です。これから食べ物が美味しくなりますね、ムフフ・・・

川原

2011年10月16日

Trip Report

代表取締役社長兼CEO 辻野晃一郎

先日、金沢市と高岡市へ行ってきました。ALEXCIOUSでも御紹介している九谷焼の鏑木さんのアレンジで、金沢市主催の「おしゃれメッセ2011」というイベントに金沢市からご招待いただいたのですが、その機会に合わせて、近くの高岡市も訪問しました。

古都で有名な金沢市ですが、日本の文化の発信拠点の一つであることを改めて認識する非常にいい機会となりました。鏑木さん主催のイベントも開かれていて、「酒、食、器」ということがメインテーマでした。長年、先端テクノロジーや工業製品、インターネットの業界で過ごしてきた無粋者の私にとっては、あらためてこの世界では自分が異端児であることを感じましたが、逆に異文化同士の協業から新しい潮流を生み出すことが出来ると確信しました。

それにしても、同じ酒でも器の選び方一つで味が全く変わる、ということを論理的に説明いただいた上、実体験出来たことは興味深く、そういうことを深く掘り下げて研究している人達がこんなにたくさんいるとは実に驚きました。いわゆる、高名なワインアドバイザーや日本酒アドバイザー、フードコーディネーターの方々も多数いらしてましたが、酒や食や器を楽しんでいる人達は何とも贅沢に思えました。ある方はこの業界を「幸福産業」と呼んでおられました。会場では、鏑木さんからの御紹介もあって、今後いろいろと協力いただけそうな人達との新たな出会いもあり、また、日本酒の蔵元の方々の知り合いも増え、今後のALEXCIOUSでの商品展開で金沢発のものをもっともっと増やして行きたいと思いました。

高岡市では、ナガエの青井さんのアレンジで、モメンタムファクトリーの折井さん、シマタニ昇竜工房の島谷さんを訪ねました。折井さんはまさにイノベーター、島谷さんは、高岡伝統産業青年会の会長もやっておられるので、両方とも非常にいい出会いになったと感じています。島谷さんは寺院に納める大きなリンを手作りで作っている職人さんですが、甲(かん)、乙(おつ)、聞(もん)という3つの波長のバランスを耳だけで聞き分ける、という話を実演してくれて非常に面白かったです。こういうことを知ると知らないとでは、寺院のリンや鐘の音を聞く時の聞き方も全然別のものになると思いました。

また、能作の工場を訪問しましたが、能作さんがパイオニアとなって、後に続く若い人達が連携して高岡で頑張っている姿には素晴らしいエネルギーを感じました。日曜日の訪問となったので稼働している工場を見ることが出来なかったのは残念でしたが、それでも能作克治社長の熱心なご案内で、能作さんの取り組みの真価を十分に味わうことが出来ました。ホームページを担当されている英語も堪能な女性社員の方が、ALEXCIOUSのサイトの商品説明の文章で、「言葉一つで商品から受ける印象がこんなにも変わるのだ、ということを勉強している」、とおっしゃって下さって励みにもなりました。

日本の地方には世界に通用する優れたイノベーションやタレントが他にも沢山存在しているだろうと思いますし、これからも一つ一つの出会いがとても楽しみです。

2011年10月14日

写真は芸術か?

 
ある週末には、facebook に7億万枚以上投稿されたり、ローンチして1年も経たずして Instagram には1億5,000万枚以上もの投稿があったり、とっても身近な存在の「写真」。昨夜、写真の話題になって世界初の「写真」を引っぱり出してみたのがこれ。

By Joseph Nicéphore Niépce [Public domain], via Wikimedia Commons
Joseph Nicéphore Niépce が世界で初めて撮影に成功したそう。
いつ?1826年か27年らしい。

「1859年のサロン」で、ボードレールが「写真」は芸術とは呼ぶべきじゃないし、もしそうなら芸術を完全に堕落させるから、本来の義務に戻って慎ましい下卑となりなさいと酷評したほど、当時「写真」とはそういうものだったらしい。

のちに有名になった Eugène Atget も、芸術家が作品を描くための資料として使うための「写真」を撮って売り、生計を立てていたとか。

Organ Grinder, one of Eugène Atget's [Public domain], via Wikimedia Commons

近現代美術で年間入場者数世界トップといわれる美術館が Tate Modern のようで、そこで今やってるのは Gerhard Richter、そのドイツ最高峰の画家が初期の頃から描いているのは、実は「写真」を題材とした「フォトペインティング」だったり。

Gerhard Richter の作品 は今生きている芸術家の作品の中で、最も高値で世界で取引されてるって。

松谷

2011年10月11日

出雲への旅

9月末に中国地方に旅行に行ってきました。岡山から鳥取、島根、山口、広島と五県を三日で巡るツアーで、忙しいながらも充実した旅を楽しんできました。
今回の旅の主目的は出雲大社に参拝することです。日本の数ある神社の中でも特別な神社で、年に一度、11月 (旧歴10月)に日本中の神様が集まる場所と言われています。2年前に伊勢神宮へお参りをして以来一度行ってみたいと思っていました。思ったより早く念願かないおまいりすることができました。
こういう大きな神社へは、本人が行きたいと思っても、行くべき時にしか行けないともいわれており今が自分にとって行くべきタイミングだったのかもしれません。
大きいしめ縄が印象的で、境内はとても明るく静かで雰囲気を楽しむことができました。
縁結びの神様として有名なので、ALEX が、このビジネスを通じよい出会いを重ねていけるようにお願いをしてきました。

この旅で感じたのは、日本の中で本当に多種多様なものがあることです。温泉に入ったり、萩焼きをみたり、出雲そばや、ふぐなど各地の名産物を味わったりと、各県ごとに驚くほどに異なる文化があり、楽しむことができました。

より日本の文化を楽しむとともに海外に発信していきたいと思っています。

長野

2011年10月7日

いまを生きている芸術家の叫び

それは、まだ暑さの残る9月の中頃でした。日差しの強い日曜日の午後、ひとりヨコハマトリンナーレへと足を運んできました。

そして、入り口にあった作品がこちらです。

何かお分かりになるでしょうか?
そう、雑然と吊るされたハムやソーセージです。
遠巻きに一見しただけでは、作品なのかどうかすら分からないこの作品。


作品解説を読み、驚愕しました。

「この暑さの中、普通ならば腐ってしまう肉のかたまりを腐らせず、ハムに仕上げることができるなら、それは人間の偉大な力だと思う。
いつでもハムは腐ってしまうかもしれない危機のプロセスを乗り越え、美味なハムへと変身を遂げる。
東日本大震災後のこの状況の中、我々の心と我々の世界、未来は腐らず、発酵して美味なハムのような復興を遂げることができるのか?」


そこに書かれていたのは、製作者であり自らも阪神淡路大震災を経験した島袋道浩さんの震災に対する真摯な想いであり、願いでした。

作品名は、『ハムはできるか?:復興と発酵』。

そもそも完成した作品を楽しむのではなく、この真夏の横浜でハムができるのかという時間軸まで含めた現在進行形の作品であるというだけで私にとっては衝撃的だったにも関わらず、さらにそこに込められた祈りにも似た願い、そして作品名にも見られるユーモア。
この作品を見るだけでも、十分ヨコハマトリエンナーレに足を運んだ甲斐がありました。

会期は11月6日までですので、芸術の秋をまだ楽しんでいない方は、一度足を運んではいかがでしょうか。
関口

2011年10月4日

即興小説というエンターテイメント

10月に入りました。急な秋の訪れにまだ頭がついていけていない気がします。

さて、先日友人の作家が行っている素敵なイベントにお邪魔してきました。そのイベントはあるテーマに沿って、作家がその場で小説を紡ぎ出し、写真家が切り取った場面を紹介し、音楽家がそれらに合う音楽を演奏する、という即興エンターテイメントのイベントです。

今回何より興味深かったのは作家が文章を書き直す場面でした。

観客からテーマの「夏の名残り」で思い出す単語を挙げてもらい、それをその場で作家が小説にしてゆくのですが、当然書いている途中で使う表現を変えたり、主語が変わったり、といった修正が入ります。それはとても不思議な体験だったのですが、修正されていくプロセスをつぶさに追っていると、あたかもその作家の思考の中に入り込んでゆくようなそんな感覚を覚えたのです。


「これから出勤。今日はおしゃれをしてマキシワンピースを着ることにする・・・」

「これから出勤。今日はマキシワンピースを着ることにした、隣のあの人は気づくだろうか・・・」


などと書き換わると、一気にその先のストーリーまで頭に浮かんできます。

会社で隣の席に座るあの人への淡い思いは成就するのだろうか、どちらからアプローチするんだろう、そうした想像は文章が進むにつれ、当たったり、見事に裏切られたりを繰り返します。

次のパラグラフが出来上がるのが待ち遠しくてしょうがない。新たな小説の楽しみ方に出会った蒸し暑さの残る夜でした。


北川