和太鼓パフォーマーグループ倭(やまと/YAMATO)の公演を見に行ってきました。 欧州のツアーコンサートが中心のため、日本での公演はとてもめずらしいそうです。
演奏が始まった瞬間から会場全体が熱い空気に包まれました。「ドーン」という太鼓の音は、直接おなかに伝わってきます。 体全体を使っての和太鼓演奏は目を見張るものがあり、思わず身を乗り出して見入ってしまったほどです。 英メディアに「肉体の音楽-Physical Music」と評された彼らのパフォーマンスは、エネルギッシュでダイナミック。 倭は、1993年に誕生して以来、51カ国を訪れ、総公演数は、なんと2400回以上だそうです! 1年の大半を海外で過ごし、年間200回もの公演をこなしているという彼らのパフォーマンスは、言語の壁を越えて子どもから大人まで楽しめるエンターテイメントでした。 太鼓の掛け合い打ちや、太鼓打ち競争のようなもの、三味線や笛、シンバルを使っての演奏など、演出がとても工夫されており、視覚的にも楽しめ、 海外の人々を熱狂させてきた理由がよく分かりました。和太鼓という伝統音楽の枠を越え、海外で大活躍中の倭の自由で伸び伸びしたパフォーマンスを見て、元気づけられました!
森山