2011年8月12日

お手軽うなぎで栄養補給


先日、軽い夏風邪をひいてしまったため、栄養をつけにうなぎを食べに行ってきました。といっても蒲焼ではありません。そう、上の写真にあるうなぎの串焼き、“くりから焼き”です。蒲焼などのためにさばかれるうなぎの切れ端を串刺しにしたものですので、値段もお安く1本300円で食べられます。また身だけではなく、肝焼きやカシラ・ヒレなど、普段中々食べられない部分も香ばしく焼き上げてくれます。

ちなみにくりから焼きの名前の由来は、不動明王の化身とされる“倶梨伽羅竜王”(写真下)に基づいているとされています。剣に巻きつく龍の姿、その名を冠したものを食べれば、なんだか強くなれそうですよね。


そしてこのくりから、隣で食べていた60代後半に見えるおじさま方に教えてもらったのですが、なんと彼らが子どもの頃は1本30円だったそうです。さらに驚くことに、彼らお二人とも御年78歳とのことでした。う~ん、これもうなぎの効果でしょうか!?

もちろん、うなぎには免疫力や粘膜の働きを強めるビタミンAをはじめ、疲労回復に効果のあるビタミンB1、脂質を燃焼させてエネルギーに変えてくれるビタミンB2、抗酸化作用を持つビタミンEなどが多く含まれています。暑い日が続く中、みなさんも気軽に“くりから”を召し上がってはいかがでしょうか?

関口