2011年5月14日

おいぬさまの式典

皆さん、GW如何お過ごしでしたでしょうか?

休みらしい一日をと御岳山まで行ってまいりました。そこで運よく神社の式典に巡り合えましたので、日本の文化ということで紹介いたします。

御岳山は、東京都の青梅にある標高929mの山です。最近、都内有数のパワースポットとして有名になっているためご存知の方も多いと思います。

特徴的な点として、山頂に武蔵御嶽神社という神社があります。
山道を抜け、長い階段を登り必死に辿り着くと、そこには荘厳な本殿があります。お参りをすると、達成感とともにすがすがしい気分が味わえるため、近年、年に数回お参りしています。
狼が祀られており、狛犬のかわりに、りりしい狼がいるところもお気に入りです。

今回、山頂に着いたところ、ちょうど、おいぬさま(大口真神)の特別式典が始まるところに巡り合い参加してきました。一般公開は初とのことで、明日までやっているようです。

本殿の中で待っていると、太鼓の音とともに、神主様が出てきて、式典が始まります。
袴と冠を着て動きまわる姿は日本独特でどことなくユーモラスでもあり、リラックスさせられるものがあります。お酒、果物、海のもの、山のものが貢物ととしてあげられ祝詞が述べられ、開門。
最後に、おいぬさまに直接お参りさせていただくことができました。3匹大中小と座っておられてなかなかかわいい像でした。
神社の式典は、あけっぴろげなところで、風と光の中で、静かに、それでいて堅苦しくなく行われる点が自然と一体という感じがあり気持ちよく思いました。

2006年にヨーロッパで初の神社がフランス・ブルゴーニュに作られたそうです。フランス人僧侶の方が魅せられてフランスに分社をつくられたとのこと。
海外の方にも日本の色々なよい文化を、より知ってもらい楽しんでいただけたらと思います。
長野