2011年5月30日

はじめまして

先週より新しくALEXのメンバーに加わりました森山帆南と申します。若葉がみずみずしく輝く5月が終わろうとしています。5月は私にとって思い出深い、卒業の季節です。長いようで短かった留学生活の果てに、ようやく迎えた明るい卒業式。アメリカ中西部の大学を卒業したのがついこの間のような気がします。この大好きな季節に、ALEXの新メンバーに加わわることができ、今年は忘れがたい5月になりました。新しいスタートを切った、このワクワク感を、みなさまの元にスピーディーにお届けしたいと考えております。

人生にはたくさんの出会いがありますが、どんな経験も、仕事も、仲間も、すべてかけがえのない意義深いものだとしみじみ感じています。今、私がALEXにいることも、不思議な運命のめぐり合わせです。 ALEXの行動指針のひとつに「人にフォーカス」とありますが、最近、このことの大切さについて度々考えさせられます。どんなに優れたアイデアやプロジェクトでも、それが最終的に「人」に帰結するものでなければ、味気なく、ひとりよがりのものになってしまうでしょう。 人とのつながりや出会いを常に大切にしながら、仕事に取り組んでいきたい思っています。

やがて6月、雨の似合う紫陽花やバラがしっとりときれいに咲く季節の到来です。ALEXもこれからどんな風に花開いていくのかを楽しみにしながら、毎日、新鮮な気持ちで、ひとつひとつのことに取り組んでいく決意です。どうぞよろしくお願いします。

2011年5月27日

はじめまして!

今週よりALEXに入社いたしました 川原直実 と申します。
Webマスターとして特にクリエイティブまわりの業務を担当させていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

今週JOINしたのが自分でも信じられないくらい、すっかり馴染んで毎日業務に励んでおりますが、ALEXへ入社することになったのは不思議な運命の巡り合せかもしれないと感じることが多々ありました。

これまでも様々な人と関わり合いながらWEBコンテンツを中心にプロジェクトに携わってきたのですが、最近になって、自分自身がこの仕事を本当に好きで、こんなに打ち込めるものに出会えることってそうないんじゃないかと確信するようになったのですが、そう思った途端、目の前がパッとクリアになったような気がして、あとはひたすら自分を信じて信念を持って突き進むのみ、とシンプルに考えるようになり、そしたら今回、アレックスで働くことになりました。タイミングがピタッと合ったんです。

「物事をシンプルに考える」ことは、自分の本能を導き出して行動に直結させる一番簡単な方法なんだ、ということを実感した今日この頃の私の実体験を、最初のブログエントリーにさせていただきました。次回のエントリーまでに、アレックスへ入社してからの新たな実体験がありましたら、また報告させていただきます!

川原

2011年5月24日

New Team Members

代表取締役社長兼CEO 辻野晃一郎

昨日から社員として新メンバーが二名加わりました。他に、お手伝いしてくれている方を加えると三名の新たな仲間が増えて、だいぶ賑やかになってきました。とてもありがたく心から嬉しいことです。

会社というのもまさに「出会い」だと思います。いい出会いやいいご縁に恵まれて会社や事業が順調に立ち上がり発展することを切に願うと共に、あらためて全力で頑張りたいと決意を新たにしています。

2011年5月19日

GUTAI


GUTAI、具体美術協会 のこと。
「われわれの精神が自由であるという証を具体的に提示したい」(機関誌『具体』創刊号より) という思いから、吉原治良さんが中心となって1954年に兵庫県芦屋市で若手芸術家により結成された団体です。吉原治良さんは藤田嗣治さんとの出会いなどを経てオリジナリティの重要性に目覚めます。「人のまねをするな、誰もやっていないことをやれ」というコンセプトで、当時の美術に対して理屈よりも具体的にアクションを起こした先鋭的な美術作品を次々と生み出してゆきました。

また、当時、海外の美術家らに機関誌を英語で発信するなど、積極的に海外とのコミュニケーションをしてゆきます。そしてあの 具体美術宣言 も海外に紹介されました。

でも、周りがやっていないことをやっていたわけですから、当初は随分と冷笑されたりと、評価も消極的だったはずです。

白髪一雄さんの泥に飛び込むアクション「泥に挑む」や、村上三郎さんのフレームで障子のように仕切られた十数枚の紙を突き破って走り抜けるアクション「紙破り」田中敦子さんの電気服」など、ブッ飛んでますし、心揺さぶられます。

やがて、GUTAI はフランスの批評家ミシェル・タピエによって「おお!GUTAI こそアンフォルメルだ!」として広く海外へ紹介され、高く評価されるようになりました。その後の展開はさておき、初期のGUTAIの活動や実験は現代美術の先駆者といわれています。

日本から世界への情報発信が弱いといわれて久しいですが、1952年に日本初の国立美術館ができて間もないこの時期に、このような実験が行われていたことを見ると負けてはいられませんね。

松谷

2011年5月14日

おいぬさまの式典

皆さん、GW如何お過ごしでしたでしょうか?

休みらしい一日をと御岳山まで行ってまいりました。そこで運よく神社の式典に巡り合えましたので、日本の文化ということで紹介いたします。

御岳山は、東京都の青梅にある標高929mの山です。最近、都内有数のパワースポットとして有名になっているためご存知の方も多いと思います。

特徴的な点として、山頂に武蔵御嶽神社という神社があります。
山道を抜け、長い階段を登り必死に辿り着くと、そこには荘厳な本殿があります。お参りをすると、達成感とともにすがすがしい気分が味わえるため、近年、年に数回お参りしています。
狼が祀られており、狛犬のかわりに、りりしい狼がいるところもお気に入りです。

今回、山頂に着いたところ、ちょうど、おいぬさま(大口真神)の特別式典が始まるところに巡り合い参加してきました。一般公開は初とのことで、明日までやっているようです。

本殿の中で待っていると、太鼓の音とともに、神主様が出てきて、式典が始まります。
袴と冠を着て動きまわる姿は日本独特でどことなくユーモラスでもあり、リラックスさせられるものがあります。お酒、果物、海のもの、山のものが貢物ととしてあげられ祝詞が述べられ、開門。
最後に、おいぬさまに直接お参りさせていただくことができました。3匹大中小と座っておられてなかなかかわいい像でした。
神社の式典は、あけっぴろげなところで、風と光の中で、静かに、それでいて堅苦しくなく行われる点が自然と一体という感じがあり気持ちよく思いました。

2006年にヨーロッパで初の神社がフランス・ブルゴーニュに作られたそうです。フランス人僧侶の方が魅せられてフランスに分社をつくられたとのこと。
海外の方にも日本の色々なよい文化を、より知ってもらい楽しんでいただけたらと思います。
長野

2011年5月11日

大切な人を大事にする

今週の日曜日は母の日でしたが、皆さん、何か贈ったりなどされたでしょうか。私事ですが、今年は兄弟とともに、母親に鉢植えのアジサイをプレゼントしました。普段なかなか喜んでもらえるような贈り物をすることはないので、今回用意したプレゼントに思いのほか喜んでもらえて、ちょっと嬉しかったです。

そんな折、知人から以下の詩を紹介されました。
母の日にこの詩を見せられるのは、、、、、、・・・・もう反則ですよね。。
少々長いですが引用します。



最後だとわかっていたなら
作・ノーマ コーネット マレック / 訳・佐川 睦

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんと毛布をかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから


・・・・身近な家族ほど、感謝や愛を伝えることって忘れてしまいますよね。一番お世話になってるし、一番好きなはずなのに。。
1ヵ月後には父の日もあります。日本では愛を表現することが少ないですから、このような時を有効に使いたいと思います。
関口

2011年5月7日

地球から感じる宇宙

我々はビジネスを考える時、「宇宙から地球を見る感覚」を意識するようにしています。少し大げさ過ぎるかもしれませんが、国境のないインターネットの特性から考えれば、ごく当たり前のことだと考えて真正面からこの感覚と向き合うようにしています。

ただ、実際に「宇宙から地球を見る感覚」を生身で味わうことは、そうそう簡単にできることではありません。過去に撮られた映像や、実際に宇宙に行かれた方々の体験記等から類推し、疑似体験をさせてもらっています。

一方で、「地球から宇宙を見る感覚」は生身で味わうことが可能です。

2009年7月22日、日本でも日食を見ることが出来ました。皆既日食帯に入っていた、奄美大島北部、トカラ列島、屋久島などはもちろんのこと、東京でも部分日食が見られました。

国立天文台によると、「日食」とは月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象、とのことです。太陽が月によって全部隠されるときには「皆既日食」と呼ばれます。この広い広い宇宙空間の中で、太陽と月と地球が一直線に並ぶ、とても神秘的な出来事です。

皆既日食の瞬間を体験した人によると、昼だった空は夜の空となって星が瞬き、風が強くなってザワザワと草木が騒ぎ、気温が一気に下がる、そうです。まさに地球から生身で味わう宇宙です。それを皆既日食だと知らなかった先人たちは、「天の怒り」か「吉兆」か、得も言われぬ畏怖の念を抱いたことでしょう。

一昨年は日本で皆既日食が見られました。昨年はモアイ像で有名なイースター島で皆既日食が見られました。来年はオーストラリアで見られるそうです。何ともスケールの大きな話でワクワクします。

我々のビジネスも世界をワクワクさせるスケールを持っているか、今一度振り返ってみようと思います。


ディレクター 北川


2011年5月2日

事業のコアコンピタンス

代表取締役社長兼CEO 辻野晃一郎

事業をゼロから立ち上げ、軌道に乗せ、競合に勝って行く、ということは簡単なことではないが、非常にやりがいのあるチャレンジである。 日々、学びも多い。その時に、自分達のコアコンピタンス(競争優位性)をどこに求めて行くか、ということを明確に意識し、そこを徹底的に強化して行くということが会社の命運を決める非常に重要なテーマであることは言うまでもない。

また、強い事業を作っていく上で、非常に大切だと思うことは、「あくなき闘争心」とか、「貪欲さ」だとか、「誰にも負けたくない思い」とか、「一番になることへのこだわり」とかであると思う。自分達が生み出そうとする事業領域において、未だかつてないものを追い求め、誰にも負けないプロフェッショナルになる、という決意が必要だ。その上で、上記のコアコンピタンスを社員全員で明確に意識して強化して行かねばならない。

さらには、常に注意が必要だと思うことは、人は何か物事をやる時に、ちょっとかじった程度ですぐに慢心してわかったような気になり舐めてしまう、ということや、簡単に思考停止に陥って、仕事をルーチン化してしまう、ということだ。常に謙虚なスタンスで、日々創意工夫を重ねて行く、というのは並大抵のことではない。

先日、弊社のオペレーションに関する議論を社員達としていた時に、ある若い社員が「そんなことをやってもせいぜい数分短縮できるだけですから。。。」と発言したことを私は聞き逃すことが出来なかった。そして、創業間もない弊社にも、既に奢りや油断がもたらす危機の種が芽生えていることに少なからぬ衝撃を受けた。 「数分しか短縮できない」と考えて何もしないか、「数分も短縮できる」と考えて業務改善の努力を抜かりなく実行するかで、その会社の将来は決まる。

弊社の行動指針として掲げている10ヶ条について、前回、このブログでも紹介したが、ここに掲げたことを単なるお題目ではなく、実態の伴ったものとして会社を経営していくことは本当に容易なことではない。私は、もっともっと頑張らねばならない。