- 最初から世界市場へ
- 日本経済の新陳代謝を加速
- 経営スタイル、企業カルチャー、ビジネス慣習の刷新
- 少数精鋭、パートナー重視
- 群衆の叡智の積極活用
- 20世紀的にならない
- 常識を疑う
- 10年早く、10倍速く
- 人にフォーカス
- 天真爛漫
1.最初から世界市場へ
ネットのパワーの本質は「数」にあるので、地域限定したビジネスではネットの力をフルには使えない。そこで、まず日本でビジネスを始めてから、それが上手く行ったらアジア、その後欧米、等という順次戦略ではなくていきなり世界マーケットを対象にする、という意味である。また、弊社の社是は「日本のリブランディング」ということにあるので、日本を世界に向けて発信していくのが弊社の活動の本質である。
2.日本経済の新陳代謝を加速
「CEOメッセージ」や、「設立趣意書」にしたためた通りであるが、日本経済を活性化させていく為には、従前の産業構造や社会構造に依存するのではなく、新陳代謝を促進して新たな企業活動を活性化させていかねばならない。図らずも、このたび日本を襲った大地震、大津波、原子力災害は我々に大きな悲劇と不安をもたらしているが、これだけの代償を払った以上、復興、さらには日本という国の再定義をオールジャパンでやっていかねばならない。
3.経営スタイル、企業カルチャー、ビジネス慣習の刷新
ネットが普及した新しい時代の新しい経営スタイルを訴求し続け、ユニークな企業カルチャーを醸成し、これまでの常識に囚われない新たなビジネス慣習を生み出して行くために努力する。
4.少数精鋭、パートナー重視
事をなす為に最も重要なのは志を共有してその実現に向けて共に苦労や喜びを分かち合う仲間である。チームメンバーやパートナー企業については一切の妥協を許さず、共に成長できる仲間を厳選する。
5.群衆の叡智の積極活用
ネットのパワーの本質の二つ目は「群衆の英知(Wisdom of Crowd)」である。なんでも自分達だけで決めたりやったりするのではなく、さまざまな局面において、ネットに繋がっている不特定多数の人達の力をできるかぎり借りて、商品やビジネスのクウォリティを高める。
6.20世紀的にならない
ややもすると、従前のスタイルで発想したり、行動したりしがちであるが、常に時代に合わせた新しい発想で行動したり、創意工夫をしているかを自問自答する。
7.常識を疑う
簡単に納得しない。常識の背後に隠れている機会を見逃さず、非常識に挑戦し続け、「常識ではありえない」「常識では考えられない」ようなことにチャレンジして行く。
8.10年早く10倍速く
何事を成すにも、他の人よりも早く気付き、そして速く実行しなければならない。また、ネットのパワーの本質の三つ目はスピードである。とにかく、毎日、「早く、速く」を心掛ける。
9.人にフォーカス
モノやサービスにはその背後に必ず作り手がいて、またユーザーがいる。モノやサービスだけではなく、それらの「人」にいつもフォーカスして行く。作り手の志、その人の人生のストーリー、そしてユーザーの欲求や喜びに対していつも新鮮な興味や探究心を持ち続ける。
10.天真爛漫
明るく、楽しく、元気で、自由奔放に仕事をする。子供のように無邪気な好奇心とエネルギーをいつまでも失わない。
以上です。今日も、これらの行動指針を意識した一日を送りたいと思います。