今月7日付けで掲載された英国インディペンデント紙の記事をご紹介します。
⇛"Power will shift from the West but the rich will still be rich in 50 years' time"
記事の前半はGDPでいまや(ようやく?)世界第2位となった中国が、次はいつアメリカを追い越すのかという話と、後半は英国金融大手HSBCが発表した"The world in 2050"についての紹介です。
記事によると、まず中国がアメリカを抜く時期ですが、PwCが2020年、カーネギー研究所は2035年、HSBCは2040年代と予測しているとか。時期の前後はあれど、少なくとも今現在日本と同じくらいのマーケットしかない中国が、今後10年~30年以内に日本の3~4倍の規模に成長するということに違いはなさそうです。
そして面白いのが、2050年時点での世界各国の経済規模ランキング。
上掲グラフの上段にあるように、1.中国 2.米国 >(越えられない壁)> 3.インド 4.日本> 5.ドイツ 6.英国 7.ブラジル 8.メキシコ 9.フランス 10.カナダ...... となっています。
ちなみに、これら数値は ①経済政策(通貨の安定性、民主化レベル、政府規模等)、②人的資本(教育、健康レベル)、③現時点での一人当たり所得水準 を基に推測されています。
この数値がどこまで妥当性があるかはともかく、2050年の世界でも日本が世界4位の経済圏を維持しているということは、この閉塞感いっぱいの日本にあっては少し嬉しいお話です。(無論、前提として政府が財政破綻しなければでしょうが・・・^^;)
ともあれ日本にとっては最大の同盟国アメリカと、今や日本にとっては最大の貿易相手国である中国が今後の世界経済の主役であることに間違いなさそうです。日本にとって、これ以上に縁の深い国々があるのかというくらい、これはチャンスなのではないでしょうか!
日本国内の抗いがたい閉塞感もわかりますが、ただただ悲観的になるのではなく、これらの市場に対し、ビジネスの楔を一つ一つ打ち込んでいくこと、それだけがいま自分にできることのような気がします。
記事の前半はGDPでいまや(ようやく?)世界第2位となった中国が、次はいつアメリカを追い越すのかという話と、後半は英国金融大手HSBCが発表した"The world in 2050"についての紹介です。
記事によると、まず中国がアメリカを抜く時期ですが、PwCが2020年、カーネギー研究所は2035年、HSBCは2040年代と予測しているとか。時期の前後はあれど、少なくとも今現在日本と同じくらいのマーケットしかない中国が、今後10年~30年以内に日本の3~4倍の規模に成長するということに違いはなさそうです。
そして面白いのが、2050年時点での世界各国の経済規模ランキング。
上掲グラフの上段にあるように、1.中国 2.米国 >(越えられない壁)> 3.インド 4.日本> 5.ドイツ 6.英国 7.ブラジル 8.メキシコ 9.フランス 10.カナダ...... となっています。
ちなみに、これら数値は ①経済政策(通貨の安定性、民主化レベル、政府規模等)、②人的資本(教育、健康レベル)、③現時点での一人当たり所得水準 を基に推測されています。
この数値がどこまで妥当性があるかはともかく、2050年の世界でも日本が世界4位の経済圏を維持しているということは、この閉塞感いっぱいの日本にあっては少し嬉しいお話です。(無論、前提として政府が財政破綻しなければでしょうが・・・^^;)
ともあれ日本にとっては最大の同盟国アメリカと、今や日本にとっては最大の貿易相手国である中国が今後の世界経済の主役であることに間違いなさそうです。日本にとって、これ以上に縁の深い国々があるのかというくらい、これはチャンスなのではないでしょうか!
日本国内の抗いがたい閉塞感もわかりますが、ただただ悲観的になるのではなく、これらの市場に対し、ビジネスの楔を一つ一つ打ち込んでいくこと、それだけがいま自分にできることのような気がします。
また上掲グラフ下段が一人当たり所得額なのですが、なんと経済規模上位15ヵ国の中では日本が1位になっています!(労働人口が-35%というダントツの人口減少が起きていることが大きいのですが。)中国との所得格差を比べてみても、まだまだ3倍近くあります。となると、生活の豊かさや文化的な豊かさにおいては、諸外国を魅了できるだけの要素が日本には残されるということではないでしょうか。
そこにチャンスがあります。
悲観するでもなく、楽観するでもなく、ただ黙々と自分のできることをやる。
そんな商売人でありたいと思う今日この頃です。
そんな商売人でありたいと思う今日この頃です。
関口