2011年1月14日

遠くて近い夜空のカナタ

ここ数日、すっかり冬の寒さになってきましたね。会社の前にある小さな水辺にも氷が張るようになりました。

冬といえば、みなさんにとっては何の季節でしょうか?
スキーやスケート、鍋も美味しいですし、日本酒では新酒が出てくる季節です。でも今回ご紹介したいのは、ずばり“星空”!空気がきれいなこの季節、星がとっても綺麗です。

特にiPadで“Star Walk”というアプリを買ってからは、ぐっと星空を見る機会が増えました。このアプリ、天体に興味がある方には絶対オススメです!



画面はこのような感じなのですが、星の配置や動きから星座の名前、銀河・流星群の名前から、月や木星の満ち欠けまで示してくれます。

これさえあれば、オリオン座の三つ星から左下に見える明るい星がおおいぬ座のシリウスで、そこから左上にいくとこいぬ座のプロキオン、その左上に並んでいる双子星がふたご座のカストルとポルックスで、天頂に目を向ければ六角形に並ぶぎょしゃ座、その中で一番輝く星がカペラ。などなど、自分が今まで覚えられなかった量の天体情報がどんどんわかるんです!
もちろん細かく見ようと思えば、M42の中心部にはトラペジウムを主要な構成メンバーとする若い星からなる散開星団があり・・・など、自分では理解不能なことまで教えてくれます^^;

ふだん星座早見盤を持くことは難しいですがタブレットPCならいつでも持ち歩けるので、昔にくらべたら夜空もだいぶ近くなりました。そして星空を見上げていると、仕事中とはまた違ったモノの見方/思考回路が生まれてきますよね。

ふだんパソコンを使うことが多い方、この冬はぜひ星空を眺めて数千光年先の光に視点を合わせてみてはいかがでしょうか。
関口